10月うさぎの部屋

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四国旅行記徳島編①徳島城編

(このブログでは)はじめまして。10月うさぎです。

このブログは1年以上前から設置していましたが、本格運用してませんでした。

理由は、マルチアカウントの運営が難しいという性格にあります。

実際、Twitter「10月うさぎ」はなんだかんだ5年くらい続けることに成功してますが、ほかのSNS、たとえばInstagramはほぼ更新しない(漫画を読むだけになっている)、Facebookも実名イベント向けなので1ヶ月に1度更新すればいい方みたいになってます。

そんな私でも、目標があります。

モノカキの仕事ができればいいなと思っています。

しかし仕事で疲れ果てておりブログ更新もなかなか難しかったのです。

そこで今はコロナ騒ぎで在宅勤務、他人とのストレスも0に近いです。これは千載一遇のチャンスでは?と思い、再開する流れになりました。目標(できるとは言ってない)の更新目標は毎日ですが、できなかったらごめんなさい。

 

前振りが長くなりましたが、四国旅行についての説明をします。

四国旅行は2020年3月21日から22日にかけて徳島と高知へ行ってきた記録です。コロナ騒ぎの中何しとんじゃい!と思う人もいるかもしれませんが、

ごめんなさい。行きたかったんです。

今はそれどころじゃないので当面は旅行するつもりはないです。当面旅行する予定のない今だからこそ、過去の旅行を振り返りたいのです。

 

さて、2020年3月21日、12時半。

神戸三宮からバスに乗り、淡路島をこえて徳島駅前にやってきました。

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徳島駅

徳島駅は南西方向にしか出口がありませんが、北東方向へ進みます。

踏切を渡ると、徳島市立体育館(とくぎんトモニアリーナ)が見えます。

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徳島市立体育館(とくぎんトモニアリーナ)

「とくぎんトモニアリーナ」のとくぎんは徳島大正銀行の略称で、2018年4月1日からネーミングライツでその愛称がつきました。

そして、とくぎんトモニアリーナの西端にはアレがいます。

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一等水準点 第5071号

そう、水準点です。

水準点とは、標高の基準となる基準点です。私は基準点マニアなので基準点ネタは割と頻繁に出てくると思います。興味ない人はここはスルーしても大丈夫です。

ちなみにこの水準点は「一等水準点 第5071号」です。中心に基準となる金属標と、保護石が4個ついています。保護石は名前通り、基準点を保護するために置かれている石です。

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「大切にしましょう水準点」

また、「大切にしましょう水準点」の看板が立っています。

ちなみに最近ナニコレ珍百景で水準点が登録されたとか…全国に約17,000点もあるのに

水準点を写真に収めたら、先に進みましょう。

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SL

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SLのキャプション

SLが見えてきました。これは8620形式蒸気機関車です。1923年から徳島県内を走り、親しまれてきましたが1969年に引退しました。看板の日付が翌年の1970年となっているため、翌年にはここに置かれたと思われます。SLの中に入ることもできるけれど、子供が入っていたので断念。

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城山を登る

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城山を登ります。城山は吉野川がつくった徳島平野の沖積地に孤立する分離丘陵です。

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徳島城・本丸

頂上まで登ると、広場に出ます。ここが徳島城の本丸です。

徳島城は、豊臣秀吉の命で蜂須賀家政が築城した城で、その後約290年間にわたりここを拠点として阿波・淡路国を治めていました。しかし1873年の廃城令で鷲の門を除くすべての建物が撤去されてしまいました。残った鷲の門も徳島大空襲で焼失したため、当時のものはありません。現在ある鷲の門は1989年に復元されたものです。

 

本丸の脇に、弓櫓跡があります。

そこに…ありました。三角点!

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四等三角点 城山

三角点も基準点の一種で、水準点が標高の基準となったのに対し、三角点は位置の基準となります。この三角点は「四等三角点 城山」です。

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四等三角点 城山

「一等水準点 第5071号」と同じく(少し形は違うけど)保護石が4個ついてます。これには表示杭がありませんが、ついているものもあります。

三角点を撮影したら、本丸を通って城山を降りていきます。

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阿波藩祖・蜂須賀家政

城山を降りると、藩祖・蜂須賀家政公の銅像があります。

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徳島城博物館

徳島城のことを勉強するために、徳島城博物館へ。この頃既に徳島県内でコロナ感染者は発生していましたが、博物館は開いてました。

300円払って館内に入ります。館内は撮影禁止のため写真はありませんが、城山を歩くだけだと徳島城に関する説明がいまいち不足しているので、訪れて勉強するとよいと思います。

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徳島城表御殿庭園

徳島城博物館に入館すると旧徳島城表御殿庭園にも入れるので、見に行ってみます。この庭園は徳島城内に築かれた桃山様式の庭園です。あまり日本庭園に関する知識はないので楽しめないかな…と思っていたら敷地が結構広く、歩きまわるだけでも面白かったです。知識があればもっと面白いんだろうな。

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これで四国旅行記徳島城編は終わりです。

できるだけ長く続けていきたいのと、あまり長くては読むほうも大変だと思うので(これで2000字です)ここで一度切ります。

次回は徳島城を出て、徳島のシビックセンターを歩きます。

 

次回記事はこちらです↓

octoberabbit.hatenablog.com

 

参考にしたサイト

徳島市/とくぎんトモニアリーナ
https://www.city.tokushima.tokushima.jp/shisetsu/sports/taiikukan.html
国土交通省国土地理院/基準点成果等閲覧サービス
https://sokuseikagis1.gsi.go.jp/top.html
国土交通省国土地理院/測量に関するミニ知識/第6回 標石基準点について(その3)
https://www.gsi.go.jp/chubu/minichishiki6.html
国土交通省国土地理院/高さの基準
https://www.gsi.go.jp/sokuchikijun/suijun-base.html
日本100名城/徳島城
https://www.100finecastles.com/castles/tokushimajo/

すべて2020年4月19日最終閲覧