ちょっと書いてる人も疲れてきましたが
これでも2018年に入ったばっかりなんですよね…
というわけでまだまだまだまだ続きます。
31.垂水村道路元標(2018年2月1日撮影)
32.南村道路元標(2018年2月1日撮影)
33.飯野村道路元標(2018年2月1日撮影)
「いきなり3個も載せるとは手抜きか?」と思われるかもしれませんが、
すべてこの3個同じ博物館にあるため同時掲載した次第です。
この3個は全て丸亀市立資料館の屋外石碑展示スペースに展示されています。
ここには多くの石碑が展示されており、そのなかの3個が道路元標です。
おそらく、市内に撤去されかねなかった貴重な石碑を全て保管していると思われます。
もちろん廃棄されるよりは良いのですが、
もとの設置位置がわからないため立地論は割愛します。
しかし道路元標をはじめとした石碑マニアの皆さんは
間違いなく興奮すると思いますので、地図リンクは掲載します。
34.奈半利町道路元標(2018年2月3日撮影)
この道路元標はなぜここに建設されたのかわからないので、
もし知っている方がいらっしゃりましたら教えてくださると幸いです。
思い当たる範囲では全部探したんですけどね…四国お遍路や街道筋など…
ちなみに高札場はありますが、道路元標とは少し違う位置にあります。
35.一宮村道路元標(2018年2月3日撮影)
群馬の一ノ宮町と違い土佐国一宮前にはありません。
この道路元標からは少し離れた場所にあります。
ただ一宮村の名前の由来となったことは事実です。
36.高知市道路元標(2018年2月3日撮影)
高知市道路元標は県庁前の大通りと高知城の堀の丁字路に立地しています。
37.一宮村道路元標(2018年2月5日撮影)
一宮村道路元標は幹線(名称不明、わかる人がいたら教えてください)沿いにあります。
交差点に立地しています。
村役場前でも神社参道前でもありませんが、すべてが幹線でつながっています。
群馬とも高知とも違う一宮村の道路元標です。
現在は香川県さぬき市です。
志度町は志度寺の門前町として発展してきた町なので納得の立地といえます。
ちなみに裏には「香川縣」と刻まれています。
39.長尾町道路元標(2018年2月5日撮影)
現在は香川県さぬき市です。
志度寺と同じく、長尾町も長尾寺の門前町として発展してきたためと考えられます。
40.高松市道路元標
高松市道路元標は他の道路元標と比べて新しく、裏に「香川縣」の文字もありません。
地図を見ても高松市道路元標のあった場所は兵庫町・中央の商店街のある
東西軸だけが見えるのみです。
これらの事実から、高松市道路元標は複製・もしくは新しく作られたもので
南北軸の中央通りができてから新設されたものではないか?と推測します。
実際、中央通りの中央分離帯上に道路元標が立地していることからも
中央通りを重視したいことが伺えます。
他の考察とは時代的に異なりますが、これは
中央通りと兵庫町・中央商店街の交差点に立地した道路元標といえるでしょう。
なお、その十字路は1910年の旧版地形図にはありませんが
1928年の旧版地形図では完成しています。
ここでまた道路元標の立地理由についてまとめてみましょう。
交通中心地…5
役所・役場…10
参道…6
交差点…13
移動済み(判定不能)…5
不明…1
となります。交差点が最多です。
まだこれでも2018年2月上旬なんですよね。
高知と香川で頑張ったなぁ…あ、この記事の全部この旅行中の道路元標だ…
とりあえず今日の更新はここまでにします。
読んでくださりありがとうございました。
2019年1月7日 うさぎ